動脈硬化

3大生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病)は、すべて動脈硬化を加速させ、心筋梗塞や脳梗塞等の心血管病の原因となります。
生活習慣病の治療は、動脈硬化をこれ以上進まないように予防する、という意味合いがあります。

一方で、既にどの程度の動脈硬化が起っているのか、現在の状態をきちんと調べて、将来に血管病をどれくらいかかりやすいかのリスク評価をした上で、患者さん毎に最適な治療目標を設定して薬物などの治療法を個別化する必要があります。

脈波検査で血管年齢(CAVI)や血管のつまり(ABI)がないかを調べるとともに、頚動脈エコーを併せて行なうことで、動脈硬化の総合的な評価と将来の血管病へのかかりやすさを調べることができます。

当院は、“動脈硬化net”(www.domyaku.net)参加施設です。